2007年11月26日

【市民レポ】京都環境保全公社のRPF



レポーター:福益

ラジオカフェ 毎週月曜日
2007年11月24日録音 11月26日放送分

今日は「京都環境保全公社とRPF」について、福益 正恵がお伝え致します。
前回に「東本願寺と環境」についてお伝えし、今回もその続きをお伝えする予定でしたが、11月22日に「京都環境保全公社」を視察しましたので、急遽そのホットなレポートをおとどけることにしました。

「京都環境保全公社」とは、京都府と京都市と44の民間企業が出資して設立されたいわば第三セクターのような株式会社です。
産業廃棄物を収集・運搬し、リサイクルできるものはリサイクルにまわし、リサイクルできないもののなかで焼却できるものは焼却し、リサイクルも焼却もできないものは、瑞穂町に持っている最終処分場で埋立処分をしている、廃棄物をトータルして処理処分できる会社です。
場所は、京都市伏見区横大路の産業廃棄物処理会社がたくさん集まっているところで、国道1号線のすぐ近くです。この南に、京都市の南部クリーンセンターがあります。
ここがプラスチックと古紙と木くずから「RPF」という固形燃料をつくっているので、その施設を見るのが視察をした目的です。
「RPF」とは、Refuze Paper&Plastic Fuelの頭文字をとったもので、廃プラスチックと古紙と木くずを破砕機という機械で大体2cmくらいの大きさに破砕して、一定の割合で混ぜて、圧縮して固めたものです。主に石炭の代わりの燃料として製紙会社などで利用されます。最近は石油がとても高くなり、この「RPF」が代わりの燃料としてひくてあまたのようです。
22日は、時々時雨れてとても寒い一日でした。
産業廃棄物の処理会社としては、お掃除も行き届いていてとても立派なきれいな会社でした。
最初に、会議室で会社の概要の説明を受けて、それから外にある各施設をみせていただきました。
「RPF」で一番問題なのは、圧縮して固形化するときに熱を加えるので、出来上がったほやほやのときは50℃を超える温度で出てくるのです。これをここでは、水を噴霧して温度を下げてから屋外に保管し、出荷するのです。この温度がくせもので夏など気温が高いときには、なかなか中まで温度がさがらないので、RPFを積み上げて保管しているときにプラスチックの酸化・蓄熱で発火して時には火事にいたる場合もままあるのです。
一番大きな事故は、三重県のRDF発電所で、保管サイロが爆発して、消防士さんが1名亡くなったことです。
そのような経験の蓄積から、あまりたくさんの「RPF」を長時間保管しないことが一番の予防であることが知られるようになったのか、この「京都環境保全公社」でも、1日60t処理できるのですが、保管したRPFは1週間で出荷してしまうとのことでした。
視察した時の写真は、ラジオカフェのホームページに掲載いたしますので、どうぞホームページも御覧になってください。
また、10月1日から始まった京都市のその他プラスチックは、大量なので、この環境保全公社では処理しきれないので、老の坂にある京都市の西部清掃センターの跡地に処理施設を作ってそこで処理しているそうです。また、ここも視察させていただきたいと思っています。

 今日は「京都環境保全公社とRPF」についてお伝えしました。
 レポーターは福益 正恵でした。

市民ラジオレポートはラジオカフェのホームページでもお聞き頂けます。
皆さんのご意見やご感想をお待ちしています。

2007年11月26日、ラジオカフェ市民ラジオレポートでした。


@原料投入機の前で
0711RPF原料投入機の前で.JPG

A成型前の原料の状態
0711RPF成型前の原料の状態.JPG


B出来上がったRPFの保管状態
0711出来上がったRPFの保管状態.JPG




posted by ラジオレポーター at 00:00| 京都 ☀| ポッドキャスト | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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